ムラっけ冒険者
3月某日、さほど行きたいとも思わないところの面接を上々の出来で終えたおれは、
そのまま御茶ノ水の楽器屋へと向かった。
昼で終わったし、ちょうどいっか、と。
最初は、楽器屋巡りをする予定で、
そこで良いギターに巡り会えば、購入を検討するつもりだった。
馴染みの楽器屋(2、3回行っただけ)に足を踏み入れると、早速店員が声を掛けてくる。
「何かお探しですか?」
テレキャス探してるんですよね~、Fenderので良いのありませんか?
そうして、店員からオススメされた何本かを試奏させてもらうことに。
やっぱりフェンダーは違う!と久々にFenderUSA、本場のギターを手に取って感動していると、
「Fenderのギター、店頭に並ばなくなるかもしれないので、今がチャンスですよ」
え?なんだって?まさかの一言に衝撃を受け、
店員の話に耳を傾けると、以前Fender Japanが無くなるというニュース見たのを思い出した
なんでも、これからは通販に限定しだすとかどうとか。
こんな風に店内で気軽に試奏も出来なくなるのは痛すぎる。
いや、これは買わせるための罠ではないのか
疑いをかける気持ちが一瞬頭をよぎる。
でも、どうせ今年中に買うつもりだったし、今買ってもよくね?と悪魔の囁き。
ちょっとだけ試奏して楽器屋を廻るつもりが、とんだ足踏みを喰らった。
しかし、ここでとんでもない出会いをした。
明らかに他のギターと鳴りが違うギターに出会った。
フロントPUのこの音やべぇ!ぶ厚さやべぇ!っていう感覚が初めてで、
ビックリして他のギターを触ってもしっくりこなくなるぐらい憑りつかれてしまった。
価格は22万、5万ほど予算オーバーである。
買えなくはないが、まだ終わりが見えない就活に不安を抱えていたため、中々踏ん切りがつかない。
そんな中、さすがに40万円のギターを勧められた時は丁重にお断りした。
色は一番好みだっただけに今となってはちょっぴり名残惜しくもあったのだけど。
1時間近く、店員とあーだこーだと話し合いを進めつつ、再度他のギターも触ってみたりと、
慎重な動きは崩せなかった。
それでも、その惚れたギターを放すことは出来なかった。
欲しい、このギター欲しい、欲しいんだけど、でもなあ…
ここだけ切り取ると、優柔不断のクソ野郎である。
ここまでくると、時間の無駄のようにも感じてきて、早く決めたくなってきた。
Vintage seriesやぞ Naturalやぞ
店員も負けじとアピールポイントをくい込んでくる
しょうがない、こんな良いギターに触れたのは初めてだし、
テレキャスで良いやつ買うつもりだったし、買ったろ!
と、2時間弱の死闘にようやく終止符を打った。
それがこのギターです。
ハードケース付のお高いギターは本当に初めてで、
これを機に当分ギター買うの控えようって気になりました。
まあ、まだまだ欲しいギターは沢山あるんですけども。
音がとにかく良い
音が良すぎて、今までセッティングしてたエフェクターの設定を改め直さないとなりません
当然っちゃ当然かもしれませんけど。
やっぱりテレキャスは最高だぜ!
欲を言えば、ベボベの小出さんのテレキャスっぽいやつが欲しかった。
あくまで“っぽい”
その一つが一回勧められた40万円のやつだったことは言うまでもない。
そんなこんなで、就活は絶好調一歩手前くらいです。
4月入ってしんどい場面もありましたけど、やっぱり新年度始まってからの方が楽しい。
ホント、長期休みはリフレッシュするためにあるんだから、
安倍ちゃん、3月解禁はやめてあげようね
もう5月に入ってしまいましたが、いよいよ最終も控えてるとこが出てきました
決まったら、そこにしよっかなって考えてます
あとはもう遊びで説明会行こう。ゲーム会社とかめっちゃ見たい
どことは言いませんけど、デカいとこ1社だけ見て就活関係無しに面白かったので、
普通に説明会に行きたくなりました。
今年度はやりたいことたくさんあるから、頑張ります(島村卯月リスペクト)