―とんがり―

とんがりな日々

天候を操る右手時々左手

つい先日の台風で懐かしいことを思い出したんです



それは僕が中学1,2年生の頃の話


当時、僕は屋外の部活動に所属していた


屋外の部活動やってた人なら分かると思うけど、
雨が降れば大抵の部活は中止になる
もしくはミーティングとかやらなくてもいいくだらないことをする


まあ部活やってれば、めんどくさいと感じる日もあるわけであって

雨が降って中止になったときはうれしかった



そんなある日、空が朝から曇っていて天気予報では一日中曇りの日があった


当然、曇りだから雨が降らないかなというちょっとした期待を抱く


ふと、あることを思いつく


その思いつくままに開いた右手に力を込めて指を立てる
そしてその右手を空に向かって翳す


力を込めたままパワーを空に送る


「くっ・・・雨よ降ってくれよ・・・ッ!」
わざわざ口に出したかどうかは定かではないけど
どちらにしろ心の中で念じて翳す


ある程度パワーが送れたなと思ったらそこで終える




邪気眼とまでは言わないが、まさに中二病真っ盛りの行動である


しかしこれのタチが悪いのが実際に雨が降ってしまうことにあった


これには僕も舞い上がってしまう

効果があったと同時に部活も中止になるんだから


実際に効果があったから今度は友達に自慢を始める


「おれ、雨降らすこと出来るんだぜwwwww」


「じゃあやってみてよwwwww」


これでまた降っちゃうんだから神様も人が悪い


「すげぇwwwwwホントに雨降ったwwwww」


「また今度も頼むわwwwwww」


おかげでサッカー部のやつに感謝されてしまった
そこでまた調子に乗るんだからどうしようもない


とまあこんな具合で雨を降らしつつも、時々左手でもやってみたりもした

時には雨が降らずに逆に晴れてしまったりもあったりで


「今日はちょっと調子が悪いなwwww」


とかいうくだらない言い訳をしつつ徐々に闇に消えていったのであった・・・・


今思い出してみてもすごくくだらない
だけど面白かったな


6月より更新頻度がガクンと減ります!
そりゃあもううごメモとか全く投稿しないんじゃないかってくらいです
それではまた今度!