―とんがり―

とんがりな日々

青い春のゾンビ

前回の記事の最後にもちょこっと書いたんですが、


「青春ゾンビ」っていう言葉があって


これはヒャダインさんとベボベの小出さんの共通項になっているものらしく、

学生時代に青春を送ることが出来なかった二人のためにあるような言葉。
(先日観たライブでヒャダインさんが出ていた時に話していました)
僕にとってもこの言葉がぴったりで、
これを聞いた時は僕の為にもあった言葉のような気がしてならなくて。


ただ、お二方とちょっと違うのが(多分)、
僕は青春を送ること自体を放棄してしまっていた。
それゆえの青春ゾンビ。


そこで放棄しなかったら僕にも青春を送れたのかもしれない
けど、そんなこと言ったって、もしもの世界なんて想像つかない


それでも時たま、その事に対して後悔することはあった。
いや、今もある。
だから僕にも“青春ゾンビ”という言葉がしっくりきたのかもしれない


今は今で、やりたいことで来て、好きなモノに触れることが出来てるから、
楽しくて仕方ないし、嬉しくて仕方ない。


でもその楽しさがある反面、昔の自分にも楽しさを追い求めてしまう。
昔の自分にしか出来なかったこともあるから追い求めてしまう。
もう遅いのに。


後悔の念がどっと押し寄せる
ちょっと悔しくって、周りの人間がうらやましくなって。
僕には無いモノ、無いことを経験してきて、今を生きて、
そんな他愛のないことなのに、心の底から羨ましくなってしまう
そこがまたもどかしくって。



なんで僕には青春と呼べるものがなかったんだろうって
分かりきった自問自答。


冷め切っていたあの頃の僕。


慣れない世界に生きる今の僕。




本当に変わったんだな、僕は。