―とんがり―

とんがりな日々

Rise Your Hands

先日、Crush40という、
おれが最も好きで、尊敬し、憧れを持つギタリストとボーカリストがいるバンドのライブに参加してきました。
今回、土日両日でライブをするとのことでしたが、金銭的にも時間的にもあまり余裕が無かったので、
おれは土曜日だけの参加という形をとりました

ライブハウスは中々広いとこで、100人くらいなら楽に入れる広さでした
実際、来てた人も、100人を超える人が来ていたみたいです


小学生3年生の頃から馴染みのある曲を、生の演奏で体感出来たことはとても感動的で、
今まで行ってきたどんなライブよりも熱く、楽しく、そして何よりもCrush40のライブに行けたことが嬉しかった


そんなライブの色んな思いを綴っていきたいところですが、
今回は少し逸れたとこに焦点を合わせていきたいと思います


Crush40のライブに限ったことではないんですが、
これまで自己的に行こうと思い立ったライブは一人で行ってきました
それは単純に周りにそのバンドを好きなやつがいないから。
あまり興味が無さそうな友達を無理やり誘ったところで、おれも楽しくならないですからね
それに、一人でライブ行くこと自体は苦にならないので、
おれはライブを観に行ってるんだ
曲を聴きに行ってるんだ
プレイを観に行ってるんだ
そういう感覚でしかありません
むしろ個人的には一人でファミレス入る方が苦になる。入ったことないけど。笑
まあ、そんなことはどうでもよくて。


Crush40のライブの当日、そろそろ開場する時間が近づいてきたので、ライブ会場の入り口で待機。
すると、この辺からどうにも不思議な(※あくまで個人的に)光景を目の当たりにするようになってきました
それは、周りの方々の固まり具合。
もちろん皆が皆、そうではありませんでしたが、
ソニックファンってこんな固まってるもんなのか…と、ちょっと面食らう。
で、前述の通り、おれは一人で来ていたわけであって、一人でじっと開場するのを列に並んで待っていました
まあ、当然その周りの話し声とか耳に入ってきます
聴こえてきた感じでは、元々ネットで交流している方々のご様子。恐らくツイッター
オフ会感覚で今回のライブも参加していたようで、何とも楽しそうでした


この開場するまでの時間がまず長く感じていたというのに、入ってからの開演までの時間がまた長かった
少し始まるのが遅かったのもあって、30分以上は待ってたと思います
ひょっとすると、人生で一番長かった30分だったかもしれません
それで、整理番号が若い番号だったので入場も早く、前の方にポジションを取ることが出来たんですが、
またもや開場前の光景が目の前に入る
それどころか、今度は四方八方からそんな会話の数々が。


え、何なのこのアウェー感?


そんなことを想いつつも、ただただ、じっと、始まるまでの時間を耐え忍んでました
二度目ですが、もちろん皆が皆そうではなくて、おれの前方にも一人で参加してるらしき方はいました
ただ、あまりにも慣れない光景で面食らった、そんな状況です
とにかく、楽しみなことには変わりなかった
こんな状況をぶち壊したいというか、ぶっ飛ばしたいというか、
忘れ去りたいというか、気にすることなくライブを楽しみたかった


そして、一曲目から、おれも会場の盛り上がりも大熱狂
こんなにも近くで見れて良いのか!?良いのか!?と、嬉し戸惑いつつライブを全力で楽しみました
ライブの中盤、Is It you という曲があって、(のはずなんですが、如何せんその時は興奮しすぎて曲名も曖昧という…)
この曲は他の曲に比べて、激しい曲ではなく、どちらかと言うとゆったりとした曲なんです
この曲をやってる時、ノリノリな状態を少し抑えつつ、演奏を見てました
曲も終盤に差し掛かり、(あぁ、やっぱり良い曲だなぁ…)なんて曲を口ずさみながら見てたら、
ボーカルのジョニーと目が合って、おれを指差すと、手を伸ばしてくれました


まさか…!?


そのまさかで、
おれも迷いことなく手を伸ばし、ハイタッチを交わすことが出来ました
そのハイタッチはおれだけにしてくれました
予想だにしていなかったことに、今まで生きてきて、味わったことのない感激、感動が自分の中に溢れました
本当に嬉しすぎて、もう少しで泣くとこでした。笑


もうそこからの曲はもう120%、150%の力を出し切るくらい全身全霊をかけて楽しむことが出来ました
周りからしたら、「なんやコイツ…」ってなっていたかもしれないくらい熱を帯びていました
ライブ前に感じていた、しがらみとかをもっともっと、ぶち壊したくて、その場にいた誰よりもライブを楽しみました
関係ねぇよ!って、一人でCrush40のライブ観に来ていたって関係ねぇよ!って
周りにソニックファンがいなくたって関係ねぇよ!って


今思えば、ジョニーはおれのこの熱意に気付いてくれたから、手を出してくれたんじゃないかと勝手に思っております



嫌だった、ライブ前の光景が嫌だった
好きなソニックだからこそ、好きなCrush40だからこそ、あの光景がなんか嫌だった
格別羨ましいわけでも、妬ましいわけでもないのに、イヤだった


お前も同じやればいいと言えばそうなんですが、
なんかもう、新しくコミュニティ作ったり、新しいコミュニティに首突っ込みたくないんです
どっかで嫌な思いを間違いなくするから、それが嫌で首突っ込みたくないです
特に、ネットはそうです
多分オフ会されてた方々のように、一度会ってしまえばそんなことはなくなると思うんですけど、
まあそこまでの過程が嫌なのでどうにも。笑


でも、今回のCrush40のライブが、また変わるきっかけにもなれた気がするので、
Crush40にはホント感謝してもしきれないです


最高のライブを本当にありがとうございました。